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このページは、どのエリアが各種マテリアル・原石集めに適しているかをまとめたものです。 地名の略称草原、風坂、渦山、竜森=ルカの草原、草風の坂道、うずまき山、森竜の棲む森 苔道、光葉、茸広=苔のむす小道、光と葉の草道、キノコの広場 玄関、公園、車輪、屋上、古墓、王地=遺跡の玄関口、枯れた公園、車輪の回廊、ドナドナ屋上、古の墓地へと、王家の眠る地 雪坂、三叉、スロ、鏡泉、トゲ=雪の坂道、カキ氷三叉路、氷雪スロープ、万年鏡の泉、トゲ樹氷の森 プカ、波広、浅瀬、クモ、神殿=プカカ珊瑚道、波かぶり広場、テブルの浅瀬、クモの巣珊瑚、神殿に続く橋 灰広、細道、階段、断崖=灰かぶり広場、火の粉舞う細道、熱風の階段、灼熱の断崖 原石のモンスタードロップ欄、地名の右隣にある数字はその原石を落とすモンスターの大体の出現頻度を表します。 43210の五段階があり、数字が大きいほど原石を手に入れる可能性が高い事を示しています。 (4=一日中ドロップするモンスターが出現 2=4の半分 0=レアモンスターからのみ) このデータはこのwikiのモンスターデータに基づいて作成されています。 ルカ地方(森奥含む)にやや曖昧な箇所がありますので、参考程度にどうぞ。 光 闇 火 水 風 土 光 種類 入手方法 湧き場所およびモンスター生息地 マテリアルLv1 湧きアイテム 風坂、車輪、三叉 マテリアルLv2 湧きアイテム 車輪 マテリアルLv3 湧きアイテム トゲ モンスタードロップ バルーン全域(メタルナマズ) マテリアルLv4 モンスタードロップ 鏡泉(クリスタルエレメント) 原石 湧きアイテム 屋上 モンスタードロップ 草原2茸広4トゲ1プカ4、波広3、浅瀬4、クモ4、神殿2 原石が最も手に入りにくい属性。 ドロップするモンスターはゴブリン系の数体、デチキノコ系、クリオネ、スタア系に限られている。 効率のいい集め方はバルーンでスタア系を狩る、キノコの広場でデチキノコ系を狩る、ドナドナ屋上の湧きアイテムで集める、のどれかになる。 マテリアルLv4のみが目的ならクリスタルエレメント狩りでも問題ない。 いずれにしても敵が強いので、十分な用意が必要になる。 闇 種類 入手方法 湧き場所およびモンスター生息地 マテリアルLv1 湧きアイテム 竜森、光葉、茸広、古墓、王地、鏡泉、灰広、細道、断崖 マテリアルLv2 湧きアイテム 古墓、鏡泉 モンスタードロップ クモ、神殿(鉄ウニ) マテリアルLv3 湧きアイテム モンスタードロップ バルーン全域(メタルナマズ) マテリアルLv4 モンスタードロップ 古墓(悪ダエモン) 原石 湧きアイテム 光葉、古墓、王地、断崖 モンスタードロップ 草原4、風坂1、竜森3苔道2、光葉4、茸広3玄関4、公園4、車輪2、屋上2、古墓4、王地0雪坂4、三叉2、スロ4、鏡泉4、トゲ4プカ2、波広4、クモ3、神殿4 マテリアル・原石共に比較的恵まれている。 原石をドロップするモンスターはゴースト系、黒猫コウモリ系、ハイオーク系の数体など。 ドナドナ・アラカス全域で集め易い。 王墓では涌きアイテムが闇マテリアルLv1か闇原石のみのためおすすめ。王墓でたくさん集まるマテリアルLv1は125個集めてLv4にしてもいいし、1つ200elsで売れるため金策に利用してもいい。 邪魔してくる王ナマズはポップ→マップ切り替えを3回繰り返すことで出現しなくなる。 戦力の整わない内は王墓に辿りつくまでの事故に注意。 マテリアルLv2をドロップする敵のいる珍しい属性。 火 種類 入手方法 湧き場所およびモンスター生息地 マテリアルLv1 湧きアイテム 渦山、灰広、階段、断崖 マテリアルLv2 湧きアイテム 階段 マテリアルLv3 湧きアイテム モンスタードロップ バルーン全域(メタルナマズ) マテリアルLv4 モンスタードロップ 原石 湧きアイテム 灰広、階段、断崖 モンスタードロップ 草原2、風坂1、渦山1、竜森2苔道4、茸広3玄関4、公園4、車輪4、屋上4、古墓4浅瀬4、クモ2灰広4、細道4、断崖1 マテリアルが絶望的に少なく、原石も唯一湧きアイテムとして存在しない。 マテリアルの湧きアイテムの場所は非常に見通しの悪いうずまき山である。 原石の方はオーク系、イノシシ系、クラムボム系など。 ドナドナでは(最深部を除けば)原石を落とすモンスターが一日中出るので、それなりの強さがあれば結構集めることができる。 ガンデス火山実装後は、100を越える数が簡単に集まるようになった。 上記表に火山での原石のモンスタードロップが記入されていなかったので、モンスターデータに基づいて追加しました。 水 種類 入手方法 湧き場所およびモンスター生息地 マテリアルLv1 湧きアイテム 竜森、苔道、光葉、茸広、雪坂、三叉、スロ、鏡泉、トゲ、浅瀬、クモ、神殿、断崖 マテリアルLv2 湧きアイテム 三叉、スロ、鏡泉、トゲ、神殿、断崖 マテリアルLv3 湧きアイテム スロ、トゲ、クモ モンスタードロップ バルーン全域(メタルナマズ) マテリアルLv4 モンスタードロップ 原石 湧きアイテム スロ、トゲ、プカ、波広、浅瀬 モンスタードロップ 草原2、風坂2、渦山2、竜森2車輪1、屋上2、古墓2雪坂4、三叉4、スロ4、鏡泉4、トゲ4プカ4、波広4、浅瀬4、クモ2、神殿4 (昔の)火とは対照的にマテリアルがアホかという程集まる。 (よほどルカかドナドナに篭っていない限りは)他の原石集めをしているうちに消費しきれない数が集まると思われ。 万一マテリアルが足りない、原石が欲しいという事になった時はアラカス・バルーンの全域を回っていれば自然と手に入る。 風 種類 入手方法 湧き場所およびモンスター生息地 マテリアルLv1 湧きアイテム 草原、風坂、玄関、公園、屋上 マテリアルLv2 湧きアイテム 公園、屋上、クモ マテリアルLv3 湧きアイテム モンスタードロップ バルーン全域(メタルナマズ) マテリアルLv4 モンスタードロップ 原石 湧きアイテム 渦山、車輪、プカ、波広 モンスタードロップ 草原3、風坂2、渦山2、竜森2苔道4、光葉1玄関2、公園4、車輪2、屋上2、古墓1クモ1、神殿4 マテリアルも原石もそこそこに手に入る。 原石をドロップする敵はウサギ系、猫コウモリ、ガーゴイヌ系など大体飛んでいるキャラ。意外と少ない。 原石を効率よく集めるならば、車輪の回廊でガーゴイヌと湧きから期待するのが吉か。その場合は火の原石も集める事ができる。 土 種類 入手方法 湧き場所およびモンスター生息地 マテリアルLv1 湧きアイテム 草原、玄関、雪坂、細道 マテリアルLv2 湧きアイテム マテリアルLv3 湧きアイテム モンスタードロップ バルーン全域(メタルナマズ) マテリアルLv4 モンスタードロップ 王地(王ナマズ) 原石 湧きアイテム 竜森、苔道、茸広、鏡泉、細道 モンスタードロップ 風坂2、渦山1、竜森2苔道4、光葉3、茸広4玄関3、公園2、屋上2、古墓3プカ4、波広4、浅瀬2、クモ3、神殿3 光の次に原石が入手しにくい。 ドロップするモンスターはメダマ草系、ホタテ系、マッシュルーム、ゴブリン系の数体のみ。 湧きアイテムとしても広かったり見通しの悪かったりするマップばかりで、効率が悪い。 効率よく集めようとするならば、森竜の棲む森・キノコの広場でモンスター&湧きに期待するか。 強さに自信があるならバルーンでホタテ狩りをしてもいいし、万年鏡の泉で凍った箱ついでに集めてもいい。 マテリアルLv4のみ狙いならば、極めつけは王ナマズ通いとなるが、言わずもがな厳しい。 湧きマテリアルはLv1のみ、しかもパポタから出て最初のマップばかりなので、強くなればなるほど縁が無くなる。 ガンデス火山実装により、原石の入手が容易になった。とはいえ奥の方に湧かないのは相変わらず。
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――シュワシュワシュワァァァァァァ…………… ヒグラシ達は自分の一生を悔いの無いものにするため、止む事無く耳障りな求愛行動を続けている。 「だあ!うるせえ!」 どうやらあまりの暑さとうるささに、キョンの堪忍袋の尾が切断されたようだ。同時に勉強机代わりに使用していたちゃぶ台から立ち上がった。 「キョン、落ち着きたまえ。君がいくら騒いでもヒグラシ達は君の願いを聞き入れたりはしない。過去に学者が蝉の鳴き声は大砲の炸裂音にも勝るという実験結果を出したくらいだからね」 「それでもうるせえもんはうるせー!こっちは模試の結果が芳しくなかったんだよ!」 キョンはあぐらをかいて、いらだたしげ頭をかきむしった。 「キョン、蝉のせいにしてはいけないよ。もし仮に、蝉が僕達受験生の妨害工作をするために嫌がらせをしているというなら、僕だって前回の模試は悪かったはずだ」 「……はあ。蝉なんか絶滅しちまえ。受験生にとっちゃゴキブリの次くらいの害虫だ。その功績を讃え、俺から「世界害虫ランキング」の銀メダルをくれてやるよ。だからそれ持って消えてくれ」 今日はいつもより明らかに言葉遣いが悪い。しかし気持ちはわかる。エア・コンディショナーの労働を疑いたい程の暑さだ。仕方ないことではあるね。 「お前はさっきから涼しい顔で問題集問いてるよな。どんな体のつくりをしてるんだよ」 キョンは襟を開き、下敷きで風を送って涼んでいる。 認めよう。普段の僕ならその剥き出しの鎖骨に目を奪われるだろうが、僕の頭は少しでも体温の上昇を抑制するためか、頬の血行の循環は良くならない。人間の体とは便利であるね。すこし複雑ではあるが。 「キョン、僕だって暑さを感知していないわけではない。実際問題、君が僕の部屋にいなければ、おそらく下着姿で問題集を埋めていただろう。その点を考慮すれば、君がいるおかげで僕は羞恥心をかなぐり捨てずに済んでいる。感謝しているよ」 「少し残念な気もするが……」 「キョン、な、に、か、言、った、か、い?」 「いえいえ佐々木さん。なんでもございません」 キョンは誰が見てもわかるくらいに動揺しながら視線をそらした。わかりやすい奴。この助平。 「キョン、君との会話は僕に安らぎと驚嘆を与えてくれるが、妄言はそこまでにしてそちらに取り掛かっておくれ」 僕は先ほどキョンが投げ出した問題集を指さした。君が一段落ついたら昼食にするから、それまで一念発揮してがんばってくれ。 「日曜だってのに、いつもすまんな」 「かまわないよ。君に勉学を教えることは僕の復習になる。それにただの復習になるだけでなく、さらに深い知識となって返ってくるからね。だから気にしないでくれ」 キョンから投げかけられる疑問は的を得ているし、時には僕の想定以上の回答が生まれることがある。つまり飽きない。 「お前の家での楽しみつったら、お前の講義とお前の手料理くらいだからな。期待してるぜ」 くっくっ、君の期待に応えられるように頑張るさ。 そしてまた、僕たちは机の上の問題集達を切り崩す行為に戻った。 「キョン。こんなものしか用意できなかったが、召し上がってくれ」 「涼しくていいじゃないか。最高だよ」 本日の昼食は冷麺だ。他の地方では「冷やし中華」「冷やしラーメン」と呼称するらしいが、関西一帯ではこの呼び名が一般的のようだ。 「大袈裟だね。ゆでた中華麺の上に細切りのハムに叉焼 、錦糸卵、キュウリにトマトをのせただけの代物だよ。大した手間ではない」 テーブルの勉強道具を片付け、向かい合って手を合わせた。 「ああ、ちょっと待ってくれ」 僕が食材達への感謝の意を心の中で呟いていたときだ。どうしたんだい?くっくっ、ひょっとしてフォークでなければ食べられないかい? 「俺はそんなにお子様じゃねー。まあ妹なら欲しがるが。じゃなくて、マヨネーズはあるか?」 「冷麺にマヨネーズ?君は変わった嗜好をしているね」 美味しいのだろうか?タレでマヨネーズがべチャべチャになって、あまり気色の良い料理とは思えない。 「ほっとけ。この前の盆に、ばあちゃんの家で冷麺が出てきてな。静岡の親戚がこれにマヨネーズをかけてたんだよ。けっこううまかったぜ?」 「そうか。なら少し待っていてくれ。今からマヨネーズを取ってくるよ」 「二度手間で悪いな」 彼は少しだけ申し訳なさそうに頭をかいた。 「かまわないよ。僕も少しだが興味はあるしね」 マヨネーズか。僕の想像を超えた嗜好である。食べたいとは思わないが見てみたい。 キョンは僕からマヨネーズを受け取ると、冷麺の中央にケーキのデコレーションのようにマヨネーズをトッピングした。マヨネーズが乗った分、タレはスプーン小さじ一杯。少なめだ。 「なるほど。マヨネーズを上からかけるかわりに、タレを少量におさえるわけか。確かに利には適っている。これならマヨネーズが崩れる心配もない」 「多分、冷麺の食い方にそこまで難しい分析をしたのはおまえだけだ。きっとこいつらの故郷の中国にだっていねえぜ」 「キョン。みんなは誤解しているが、このタイプの冷麺の発祥地は日本の東京都だ」 「へえ、そうだったのか」 キョンは僕のウンチクに耳を傾けながら、冷麺を胃に送り始めた。僕もそれに習い、食事を開始した。 「ああ。というより、中華圏には酢を使用した冷たい麺料理は存在しないようだ。あちらの人々は、どうも酸味のある冷たい料理を食習慣から腐敗による酸味と捉えるため、日本の冷やし中華や酢飯などを嫌う傾向にあると聞いた」 「それじゃ、あっちの奴らの寿司はただの白米かよ。もったいねえな。あんなにうまいのに」 「まったくだ。僕たちにとって寿司は酢飯の酸味と新鮮な生魚が醸し出す究極の日本料理だと言うのにね。その国の風土を否定するわけではないが、僕たち日本人にとって、世界に胸を張って自慢できる料理が完璧に伝わらないなど嘆かわしいかぎりだ」 僕がそう言うと、キョンは何か思い立ったかのように言葉を吐いた。 「そういや寿司の起源は日本じゃなくて中国にあったって知ってるか?」 「くっくっ、僕を言い負かすつもりだっただろうが愚問だね。2世紀末成立の『釈名』という書物に記されていたらしく、魚を塩と飯で漬け込んで、熟してから食べる料理が起源だったらしい」 「お前はウィキペディアかよ。ちっ、知ってたか」 キョンは悔しそうに舌打ちをしてしまった。雑学で僕に先手を取るなど君には無理さ。 「む、ならこれはどうだ。平安時代の寿司は……」 「なれ寿司とよばれていて、魚を塩と飯で漬け込み熟成させていたが、食べるときには米を抜いていた。ちなみに米を同時に摂取するようになったのは室町時代に入ってから。だね?」 キョンは目を見開いて絶句してしまった。くっくっ、どうやら僕の勝ちみたいだね、キョン。 「つーか俺の答えより詳しいじゃねえか。降参だ。お手上げだ。全力で白旗振ってやるよ」 キョンを完膚無きまでに叩き込んでから、胃に麦茶を流し込んだ。やはり勝つことは気分がいい。自然と笑みがこぼれてしまう。 「はあ、これで勝てたら次は天ぷらの起源はポルトガル語だって言おうと思ったんだがな。やれやれ、寿司でこんだけ詳しいなら、さすがに知ってるか」 キョンはため息と同時に捨て台詞を呟いた。…………………………え? 「……それは本当かい?」 僕はグラスに注がれている麦茶を半分ほどで飲むのを止めた。 「へ?知らなかったのか?16世紀頃に、ザビエルみたいな奴らがキリスト教と一緒に伝来させてな。まあそん時は「南蛮焼き」って言われてて、どっちかつーとフリッターに近かったみたいだが、それが起源らしいぜ」 ……不覚。まさかキョンに雑学で言い負かされるとは。 今度は僕が悔しがる番のようだ。僕の苦虫を噛み潰した顔を見て、キョンの頭の上に勝利の二文字が浮かんでしまった。悔しい。 「もういいよ。残りは自分で調べる」 「そうかそうか。佐々木にも知らない雑学があったか。ちなみに名前の由来はポルトガル語の temperarから来ていて、意味は「調味料を加える」「油を使用して硬くする」らしいぜ」 喜色満面。キョンは得意げに知識を披露し始めた。聞こえなかったのかい?もういいと言ったはずだが? 「悪い悪い。お前の悔しがる顔なんて珍しいからな。しっかりと俺の網膜に焼き付けておくよ」 「……キョン、君はいつからサディズムに目覚めたんだい?悔しがってる人に追い討ちをかけるなど鬼畜以外の何物でもないよ」 「ハハハ、それこそ大袈裟だな。ついで言うと漢字で書く「天麩羅」は当て字で、江戸時代の山東……」 「後で調べる楽しみが減る!聞きたくない聞きたくない!ワー!」 僕は両手で耳を塞いでわめき散らした。中学生の分際で言葉責めをするなんて、君はなんてヒドイ人だ。 「悪かったって。だから機嫌を直せよ。な?」 「フン。私語は受験生にとって集中力を欠く典型的な行為である。よって口を開く前に問題を解くべきだ」 勉強会午後の部開始である。だが、僕の気分は先の昼食時から下降し続けている。 「さっきから俯いたまんまじゃねえか。その姿勢だと肩凝るぜ?拗ねるなって」 「……別に僕は拗ねてなどない。それに勉強中は集中するといつもこんな姿勢だ」 ああ、思いっきり拗ねてるさ。君は僕の役目は奪った。拗ねるに決まってるだろう? 「じゃあ、その食事中のリスみたいに膨らました頬はなんだ。モノマネか?」 僕は自分の頬に触れてみた。……確かに見ようによっては膨らんでいるように見えないこともないような気もしないでもない可能性が申し訳程度に存在しないこともない。いつも思うのだが、そのたまに見せる無駄な鋭さはなんだ。なぜもっと肝心な場所で発揮されない。例えば模試の時とかにね。 「これは……飴玉だ。程よい糖分は頭の回転を助ける効果がある」 適当に応えておくことにした。 「いつ舐めたんだよ」 「さっき」 もう話しかけないでくれ。問題集に集中できないし、何よりそろそろボロが出てしまう。 「佐々木。へそが曲がってるぞ」 「え?」 唐突に発せられたその言葉に、僕はついへその周囲に触れるという反応をしてしまった。そしてへそを曲げるという慣用句の意味を思い出したのは、キョンのニヤリとした笑顔を見たと同時だ。 「………………このいじめっ子。幼稚園からやり直して女の子に優しくするというフェミニスト精神を学んで来るがいい」 「多分暑さで脳みそがやられてるんだろ。悪かったって」 「絶対関係ない。その理論でいけば、赤道直下の東南アジアの国々の人々は皆サディストと仮定される」 「さてと、お遊びはここら辺にして真面目に勉強に取り掛かるか。佐々木、ここが良くわからん。どう解けばいいんだ?」 キョンはシャープぺンシルの頭で、その問題文をトントンとノックした。 「ああ、ここは確かに難解な説明をなされているが、惑わされずに基本の公式さえしっかり理解していれば簡単だよ」 「そうか。それならもう少し自力でやってみるよ。ヒントありがとうな」 「それがいい。君はどうも人に頼る部分があるからね。それに君は自分の実力を過小評価しすぎだ。僕は君はもっと伸びると思うよ。それこそ僕と同じ市外の進学校に進めるくらいにね」 「それは買いかぶりすぎだ。俺なんか北校で手一杯。お前に教わらなきゃもっと下だったかもしれん」 いい加減凡人を装うのは止したほうが良い。僕みたいに難解で、傍から見たら面倒な女の思考に真っ向からぶつかれる君に、理解力がそなわっていないわけがない。 鈍感だと思えば無駄に鋭くなるし、鋭い指摘をつけば鈍感になる。君はいったい何者なんだい?天邪鬼か気分屋か、それとも僕の想像をはるか超越する稀代の天才か。 「まったく。君って奴は……」 「どうした?」 「いや、なんでもない。気にしないで勉学に戻ってくれたまえ」 「へいへい。…………良し!これでどうだ?」 のんきだね。僕はいつか君に抜かされるかもしれないと、常に焦燥感に襲われているというのに。 僕を抜くことはとても嬉しいが、それは同時にとても寂しい。本当に君はヒドイ人だ。 「……注文は以上です。お願いします」 オーダーを取りに来たウェイトレスのゼロ円スマイルに、僕は笑顔を返した。 「お前は俺にかける情けはないのか?頼みすぎだ」 「君は僕を辱めた。それがリーズナブルなファミレスでの夕食で許されるのだ。感謝はされこそ咎められる覚えはない」 僕は仕返しの意味をこめて、わざと「辱めた」の部分だけ声を張り上げて強調した。 「はあ、わかったよ。今日はジャンジャン食え。遠慮するな」 そのつもりだ。今日はいつもの倍は頭と気苦労を使ったため、空腹が臨界点を突破しているよ。 「ふう、僕は満足している。ごちそうさま」 「これで今月は質素な生活決定だよ。どうしてくれる」 さあ、どうだろうね。僕としてはジャンボカツが予想以上にジャンボだったことと、会計終了時の君の青い顔くらいしか興味をそそらなかったからね。 「どっちがいじめっこだ。歩かすぞ」 「今運動すると凄いことになる可能性があるので拒否する。それに僕は君の自転車の荷台が気に入っている。だからしっかり漕いでくれたまえ」 夜風が僕の髪を撫でる。 頭上には月が煌く。 自転車を漕ぐ君の背中。 僕はそれらを眺めながら、鼻歌を口ずさんだ。 「きれいなメロディーだな。なんて歌だ?」 運転中のため、キョンは振り向かずに聞いてきた。 「さあ、僕にもわからない。なぜならこれは今ここで生まれた曲だからね」 「やっぱりお前は何でもできるな。じゃあついでに今すぐ題名を決めてくれ」 「くっくっ、これはまた性急だね。ちょっと待ってくれ」 しばしの思案後、ある単語が思いついてしまった。 「自転車の歌。どうだい?」 ガタン!僕の発表に反応したかのように、一瞬だけ自転車は大きく蛇行してしまった。つまりコケかけたのだ。 「……………………ネーミングセンスは人並み以下なんだな」 「……ほっといてくれ。自覚はしている」 どうせ僕は犬を見たらポチだし、猫はタマとしか思いつかない人間さ。 「なら君の案を聞かせてくれ。そこまで言うならば、さぞ立派なタイトルなんだろうね」 「勘弁してくれ。夏が冬に変わっちまうくらい寒いのしか思いつかん」 「それは聞いてみたいね。今夜は熱帯夜になることが予想されるしちょうどいい。聞かせてくれ」 「暑いならデザートとしてあそこのコンビニでアイス食わねえか?奢ってやるぞ。つーか奢ってやるから忘れてくれ」 キョンは自転車を止め、目の前のコンビニを指さした。貸し一だよ。 「頼むから忘れてくれ」 くっくっ、絶対に覚えておくよ。 「ここで食おうぜ」 数分後、コンビニでキョンはアイスモナカ、僕は氷菓の宇治金時カキ氷を購入し、近所に高級分譲マンションが建つ公園のベンチに腰掛けた。 僕は小さく頷いた。 「ん?どうかしたか?」 僕のいつもと違う様子に勘付いたのだろう。キョンは不思議そうに僕の顔を眺めてきた。 普段の僕ならば、宇治金時カキ氷について様々なウンチクを語りながら楽しく食べるだろうが、今はどうも緊張してしまう。 狭いベンチだ。僕のすぐ隣にはキョンの肩。触れそうで触れないこの距離がもどかしい。 「そんなにのんびり食べてると溶けるぞ」 まったく。君は本当は僕の気持ちに気付いてるんじゃないのかい?やれやれ……本当に君はヒドイ人だ。 「僕は……」 「ん?どうした?」 「……いや、何でもない」 だめだ。これ以上言ったら僕は引き返すことができなくなる。 君は僕に恋愛感情を抱いていない。それぐらい見ていればわかる。 僕が君に気持ちを伝えても、君はそれには応えてくれない。応えられない。 だって僕達は『親友』だから。 その時、夜空に一筋の流れ星が流れた。 キョンはアイスにかぶりついていたため、気付かなかったようだ。 僕だけが気付いた流れ星。僕は願い事を心の中で呟いた。 『またいつか、私と二人っきりでアイスを食べてください』 完
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##13 純「今年の文化祭は喫茶店かぁー」 憂「楽しみだねー」 純「んー…なんか別なのがよかったかな。飲食店って他のクラスも結構やってそうだし」 梓「じゃあ何がよかった?」 純「……まぁ喫茶店もいっか」 梓「思いつかなかったか」 純「だって急に言われても」 憂「そういえば、今年は人手が足りなそうだね」 純「部活とかで駆り出される子もいるからしょうがないよ」 憂「なんか当日までドタバタしそう」 純「お祭りに参加するのはいいけどさ、準備が大変なんだよね」 純「おまけにテスト期間もあるし、この時期は忙しいなぁ…」 憂「でもそういうのも楽しそうじゃない?」 純「うーん、私もスイッチが入ればなんでもばばーっとこなせちゃうんだけどね。やればできる子だから」 梓「で、今はやらないの?」 純「今は…やる気スイッチが見つからない」 梓「やる気スイッチか……そんなのあるんだったら部活の先輩達に押してあげたい」 梓(いつまでも先輩達のペースに巻き込まれていたら私までダメになってしまう……というか最近本格的にダメになってきてるような) 純「なに悩んでんの?」 梓「え? あ…ううん、別に」 純「あっ、そろそろ時間だから行ってくるね」 憂「うん、いってらっしゃい」 梓「……私も早く行かないと」 ――ジャズ研 部室 純「こんちわー」 先輩B「うーむ……」 純「あれ、どうしたんですかセンパイまで悩んで」 先輩A「文化祭でやる部活の出し物を考えてるの。なかなか決まらなくて」 純「え? ライブやらないんですか」 先輩B「今年はね。それよりもお金が必要だし~」 純「お金?」 先輩B「機材とかさ、壊れたりして不足してるのがあるんだよ~。それに本格的にウッドベースとかも置いておきたいし」 先輩B「そんで先生に聞いてみたら文化祭での売上金の一部は部費に足せるみたいだから、ならやろうって思ってね~」 純「へー」 先輩B「そして肝心の出し物なんだけど…何がいいかな~」 先輩C「ジャズ喫茶でいいだろ」 先輩B「ありきたりすぎ、喫茶店なんてどこでもやってんじゃん~」 先輩B「純のクラスはなにやるの?」 純「喫茶店です」 先輩B「ほら」 先輩B「やっぱね、他とは違うお店をやってお客を集めないと」 先輩C「ジャズの時点で十分他と差別化できてると思うぞ」 純「あのー」 先輩B「ん?」 純「ジャズ喫茶ってどういうお店なんですか?」 先輩B「んー、簡単に言えば音楽聞きながらコーヒー飲むお店」 先輩A「生演奏とかすればけっこう盛り上がるかもね」 先輩C「よし、決まりだな」 先輩B「えぇー…ほんとにいいの~?」 先輩C「まだ何かあるのか?」 先輩B「ん~~……ジャズお化け屋敷とかは?」 先輩C「適当なことを言うな!」 先輩B「…じゃあしょうがない、それでいいよ。ジャズ喫茶わたしも賛成」 先輩B「やるならきっちりやろっか、さっき言ってた生演奏も」 純「生演奏……」 先輩B「どうせならローテーション組んで部員全員が演奏できるようにしようよ」 純「それって私もやれるってことですか?」 先輩C「人前で演奏するのに慣れておいて方が良いだろ」 先輩B「みんなのスケジュールと…曲目も考えないとね~。歌も歌ってみる?」 純「いやー、人前で歌うのはちょっと」ニヘラ 先輩B「いや、歌うのは純じゃないから」 純「あれ!?」 先輩B「ていうか純って歌えるの?」 純「そこそこ歌えますよ、そこそこ」 先輩B「ほんとに?」 純「ほんとです!」 先輩B「……本当に?」 純「なんで二回も聞くんですか」 先輩C「で、歌うのか?」 先輩A「私?」 先輩C「歌えるのはお前ぐらいだろ」 純「センパイって歌上手いんですか?」 先輩B「上手いよ~、すごく。一回歌ってみてよ~」 先輩A「きゅ、急には恥ずかしいって」 先輩B「聞きたいよね?」 純「はい!」 先輩B「ではどうぞ」 先輩A「えぇ~……もう、一回だけだからね」 ♪~~~~~~~~~~~~♪ 純「……」ポカーン 先輩A「ど、どう?」 純「上手い! 上手いですよ! 歌だけでお金取れますって!!」 先輩A「そ、そこまでかな…」 先輩B「じゃあ歌は決定ってことで~」 先輩A「……本当にやるの?」 先輩B「お金のためだから、ね」 先輩A「はぁ……」 先輩B「純も歌ってみるかい?」 純「えっ、私も?」 先輩B「そこそこ歌えるんだったら、ボーカルデビューできるかもね~」 純(ボーカルデビュー…!!) 純「じゃ、じゃあ一曲だけ」 先輩B「はい、どぞ」 ♪~~~~~~~~~~~~♪ 先輩B「……」 純「ど、どうでしたか?」 先輩C「まぁ…その……がんばれ」 先輩B「うん」 純「あれ?」 先輩B「そんじゃ大まかなこともバンバン決めちゃいましょうか」 純「あの、私の歌は?」 先輩A「メニューはどうしよう」 純「あの、歌は!?」 先輩C「お前の取り柄は歌だけじゃないさ」 純「えぇー……」 先輩B「メニューか…コーヒーとジュースと」 先輩A「なにか甘いものは?」 先輩C「甘いものか……」 先輩B「あっ、甘いもので思い出したけどさ~、この前のマラソン大会最悪だったよね」 純「なんでマラソン大会が出てくるんですか」 先輩B「ほらあれがあったじゃん、おしるこ」 純「あー、ありましたね」 先輩B「あんなにマズイおしるこは初めてだったナ~」 先輩A「そんなにまずかったっけ?」 先輩B「だってさぁ~、暑さも残った時期に4~5㎞走らされて疲れた後に出されるのがおしるこだよ?」 先輩B「食べたくないって。カキ氷出せよって」 先輩A「まぁ…おしるこはね、正直微妙だった気もするけど」 先輩B「学校側は絶対にわたし達のこと馬鹿にしてるよ~、なんだよおしるこって~。しかも私の順位下から5番目だったし」 先輩C「それはお前の足が遅いからだろ」 純「私はけっこう食べれましたけど、おしるこ」 先輩C「私もな」 先輩B「えっ、うそ~」 先輩C「いいか、おしるこっていうのは糖分と塩分、炭水化物とたんぱく質が一気に摂れるから最適なんだ」 先輩C「汗で身体が冷えるのも防げるしな」 純「そうですよ!」 先輩C「そうですよって、お前はよく分かってないだろ」 純「あはは」 先輩B「う~ん~……いや、おしるこは認めない」 先輩B「ていうか~二人は甘いもん好きなだけでしょ?」 先輩C「私は理に適ってるって言ってるだけだ」 純「そうそう!」 先輩B「じゃあ質問するけどさ~、アイスクリーム好き?」 先輩C「まぁ…好きな方だけど」 純「好きですよ」 先輩B「ケーキは?」 先輩C「嫌いなやつなんていないだろ」 純「好きですね」 先輩B「じゃあ茶碗蒸しは?」 先輩C「茶碗蒸し? 好きってほどでも……」 純「昔プリンと間違えたことあったっけ……あんまり好きでもないですね」 先輩B「プリンは好きなの?」 純・先輩C「好き」 先輩B「ミートソースのスパゲッティは?」 先輩C「好きだ」 純「はい、好きです」 先輩B「焼き魚は?」 先輩C「嫌いではないけど、好きでもない」 純「不味くはないけど食べづらいから微妙かな」 先輩B「ハンバーグは?」 先輩C「好き」 純「美味しいですもんね」 先輩B「じゃあそのハンバーグの上に目玉焼きが乗ってたら嬉しい?」 先輩C「嬉しいに決まってるだろ」 純「まぁ乗ってた方がいいですよね」 先輩B「ほら、舌が子供だからおしるこも食べれたんだって」 先輩C「どういう理屈だ!?」 先輩B「どうせ甘かったりソースがかかってたりしてりゃ何でもよかったんでしょ?」 先輩C「馬鹿にするな!!」 純「うーん、そう言われてしまうと…」 先輩C「納得するな!!」 先輩A「二人とも大味なものが好きそうだしね」 先輩B「道端にコーヒーとコーラが落ちてたらどっち飲む?」 先輩C「コーラ」 純「私も」 先輩B「やっぱり」 25
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☆トップページ 発売日 2008/01/03 機種 ニンテンドーDS 開発元 ネバーランドカンパニー 発売元 マーベラスインタラクティブ 価格 5080円 対象年齢 A(全年齢対象) キャラ別攻略 ダンジョン 依頼 金の儲け方 データ 裏技・小技 -
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【cocopoco】レアもの輸入雑貨の店 海外から直輸入のレア物満載。必ず売れる人気商品のみをご紹介。売れなくては意味がないので、必ず売れる価格をオークションにて調査。そこからさらに値引き設定。販売店様と一緒に儲けたいという思いで報酬率も高く設定しております。 関連 ストアミックス>趣味雑貨
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件: トーナメントモードで優勝し、EDを見る。 開始時間:2009/02/21(土) 14 26 22.43 終了時間:2009/02/22(日) 16 36 34.06 参加人数:3 正式名称は「いただきストリート2~ネオンサインはバラ色に~」 FC「いただきストリート ~私のお店によってって~」の続編。通称スト2。空き地の概念が追加された。 チャンスカードや負けそうな試合をソフトリセットで仕切りなおすのはご遠慮願いたい。 フェアプレーを忘れずに! 数値のオーバーフロー絡みでいろいろとバグがあり、時にはゲームの進行が不可になる場合がある。 大半は無理矢理試合を引き伸ばした場合に発生するので、普通にやる分には問題ないです。 裏技 トーナメントモード優勝後、マップの空き地を増やして遊ぶオプションが追加される。この空き地モード、設定で「ONで決定」「OFFで決定」を繰り返すと空き地の数が増える。また「ONで決定」した後にOFFに変更してこれをキャンセルするとBGMが変更されない。 トーナメントモード優勝までの間に、「STREET.5スラリン」、「STREET.15アレフガルド」を選択して優勝していた場合、以降該当マップで遊ぶ際にプレイヤーキャラのコマが変わる。ただし、決勝戦で選んでも駄目なので準決勝までに選んで勝っておく事。 株を買って、物件を増資して儲けるゲーム 自分の育てたい物件のあるエリアをインサイダー買いして一気に増資して、儲けていきます。 5倍で相手の物件を無理やり買ったり、わざとお金を渡したり色々楽しいです。 カジノにはルーレット、スロット、ビンゴ、ラッキーパネル(神経衰弱)もあって、おもしろいです. 株は1ターン10以上売ると値下がりするということを利用して相手の株価を下げる10株売り 相手がたくさん株を持っているところを自分も買って儲けを得る便乗買い などのテクニックも使っていくと勝てます!勝てるようになると楽しいので、プレイしたことのない人はぜひ上記のことなどを参考にプレイしてみていただきたいです。 決勝戦は太陽系でやらせていただきました そして ねんがんの らすとえんぺらーを てにいれたぞ 決勝戦の結果はこちら エンディング画面 おまけ クリアー後のスライム変化
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新しいことはじめたくて ブログサイトを始めました。 しかし このサイトは大変難しく どうしたらよいか 全く わかりません。 投資について書くか 芸能ネタにするかも まだ 決められません。 おこずかい程度になればと ネット株やって 本日 1万円儲けました。 これ以上は 怖くて すぐ手を引きます。
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■黒ワクチン ■1,000 適 ワ 合成種類 販売 売却 合成 儲け 毒矢 18 黒 ブラマジ 30,000 9,000 1,932 7,068 村雨 2 黒 ブラマジ 6,500 1,959 533 1,417 ■黒ワクチン
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種族・所属 Slithzerikai 性別 男性 解説 Great Portal門前に店を構える裕福な商人。 地上に脱出する人々から不要品を買い取り、その他の旅人に売って儲けていた。 登場作品・場所・役職等 Avernum6 Great Portal門前の交易所 商人(よろず) 備考
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名前: アイラ・フォーチュン 職業: 魔法使い 種族: ハーフエルフ(古代エルフの末裔?) 性別: ♀ 特徴: 魔法使い 性格: お宝好きで儲け話好きで貧乏性 風貌: 少し尖った耳 使用武器: 魔導師の杖 備考:交易都市フロスの市長 見た目は20代位だがアラ240